キングパーツ
screw driver

ネジが先か ねじ回しが先か・・・

頭に浮かんでくるのがいわゆる締め付け用のネジであれば、この答えはそれ程悩まなくてもいいかもしれません。おそらく同時です。

ネジはいつ頃生活の中に入ってきたのでしょうか?
自然界の中でヒントになるカタチを探してみると、「ツタが巻き付いた樹木」や「巻貝」が思いつきます。
ツタはラセン形状に発展
巻貝は穴をふさぐ詰め物とかに使えます
このあたりがルーツかもしれません。
さて今回のテーマは「スクリュー・ドライバー」「ねじ回し」
現在では100円ショップでも数本セットになったドライバーが購入できます。
もちろん安価で使い勝手がよいならそれに越したことはありませんが、実際のところ品質や性能はどうなのでしょうか。100円+税で買えるモノ、一般的な市販品、有名メーカー品との違いを見てみました。
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    材質グリップネジ先端用途価格

ネジ回しはネジの溝に差し込んで回す道具なので相互の嵌合=はめあい具合が重要で、ネジに負けない硬さ、回転力に対するしなやかさも使い勝手に影響します。

組み立て式本棚は100円ショップのドライバーでもいいでしょうが、命を乗せて走る自転車のネジ締め付けは、しかるべき資格と経験をもつ自転車屋さんにプロユースのドライバーで締めてもらったほうが安心です。

ネジ溝をつぶしてしまわないよう工夫されたプロユースドライバーの例
先端ダイヤモンドコーティングドライバー
先端レーザー加工ドライバー

不幸にもネジ溝をつぶしてしまった場合は・・・

身近にあるモノで「ゆるめる」ことができる・・・カモ・・・という情報です
輪ゴムで救済
輪ゴムの束

ネジ溝&ネジ山がつぶれるとドライバー先端とのかみ合いが極端に少なくなります。つまり摩擦力が無くなる。こうなるとどんなにチカラを入れて回してもツブレがひどくなるだけ。

だったら摩擦を作ればイイ!
ゴム製の薄い板・・・例えば輪ゴム。

輪ゴムをネジ溝に挟んでドライバーを垂直に押し当てて慎重にゆっくり回せばいいらしいです。

問題は輪ゴムが身近にあるかどうか。それも幅広のが。

ちなみに
日本製のドライバーは先端部を磁石化したものが多いのに対し、海外メーカーではほとんど製造されていないということです。 ネジの落下防止や作業性の向上よりも鉄粉の付着や噛み込み・強度の不足に対する懸念が強いようで、同じ道具でも考え方や環境によって便利と感じるかどうかは異なるのですね。

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