キングパーツ
溶けたアルミ箔   溶けたアルミホイル
前回の話題で、ガルバニー電流について記事を掲載しましたが実際に同じような状態にするとどうなるのか実験してみました
  用意した物
   透明な樹脂コップ、アルミホイル、5円玉、10円玉、SUS製のナット

5円と10円とアルミ箔 ナットとアルミ箔

*実験その1
 
水道水を入れた透明なコップを3個用意して四角に切ったアルミホイルを底に沈め、その上に5円玉、10円玉、SUS製のナットを置いて1日放置しました。
 
5円とアルミ箔 10円とアルミ箔 ナット円とアルミ箔
5円 10円 ナット
   
 
結果その1・・・・・1日経過    
パッと見では何も変化が無いように感じましたが
よく見てみるとアルミホイルに微細な穴が開いていました
5円玉の結果 10円玉の結果 ナットの結果
ナット  <  5円玉  <  10円玉  の順番にアルミホイルの腐食が大きいようです
 
*実験その2
 
たった1日でも穴があくまで腐食しましたので
より反応が進むよう少量の食塩を混ぜて1週間放置してみました
 
結果その2・・・・・7日経過
アルミホイルに大きな穴が開き、さらにアルミが溶けた為にできたと思われる白い沈殿物が溜まっていました
5円
10円
ナット
ナット  <  5円玉  <  10円玉  の順番にアルミホイルの腐食が大きいようです
 
使用環境が悪い状態で長く使用する場合、イオン化し易いアルミの表面には、電気を通さない処理・・・例えばアルマイト処理などを施すほうが賢明かと思われます。

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