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$金庫$  
お金や貴重品、思い出の品など人にはそれぞれ大切なものがあります。
それらを安全に保管できるものといえば金庫です。
金庫といえばドロボーから大切なものを守る防犯目的のイメージが強いと思いますが、実際にはその目的は主に2つあり、それに応じて金庫の種類がわかれます。
 
 
耐火金庫  耐火金庫・・・火災対策を目的とした金庫
「金庫=鉄」のイメージがあると思いますが、鉄のみでは火災が発生したときに、
内部に高温の熱が伝わり、

金庫内の物を破損・消失してしまいます。

そこで
金庫の外壁の大部分は
断熱性の高い耐火材(発砲コンクリート)で
つくられています。さらに、この耐火材には水分が含まれていて、火災時にはその水分の気化熱によって 金庫自体を冷却しています。
気化した蒸気は扉の隙間から噴出する様に設計されているので、金庫内に炎や煙の侵入を防止するという役割も持っています。

耐火金庫の構造
耐火性を評価するには二つの規格があり
「JIS(日本工業規格)」もしくは「UL(Under Writers Laboratories Ink)」にもとづいて耐火試験・衝撃落下試験などの基準を設けています。
例えば843℃で30分耐火~1,010℃で2時間耐火など時間と温度の条件もありますし、中に入るものの用途によっても分けられ、試験後の金庫内の温度が、一般紙用耐火金庫で177℃、フレキシブルディスクカートリッジ用耐火金庫で52℃など基準があります。
また耐火金庫の耐久年数は20年です。
耐火材に含まれる水分が少しずつ気化して、20年を経過すると20%程度が消失され、
耐火性能が低下するのです。
 
耐盗金庫  防盗金庫・・・盗難や防犯防止を目的とした金庫
金庫は万が一、ドロボーに入られても短時間でこじ開けられず、持ち去りにくくなければなりません。その性能は、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会により、防盗試験にてグレードを制定しています。
強弱レベル
試験の種類 等級 試験時間
ガスバーナーなどの溶断による破壊も想定   耐溶断・
耐工具試験
とにかく最高レベル!
TRTL-60 60分
TRTL-30 30分
TRTL-15 15分
電動工具、簡易な手動工具による破壊を想定   耐工具試験
正直あけられない!
TL-60 60分
TL-30 30分
TL-15 15分
金庫破りの殆どは10分程度のこじ開け作業で開かない場合は犯行をあきらめてしまうそうです。そこでそれを上回る15分が試験時間の基準になっています。
防盗金庫にも耐火性が求められるので、その構造は主に鉄とコンクリートでできています。
鉄とコンクリートの相性は抜群です。
鉄は粘り強いが変形しやすく、コンクリートは堅いが脆いという特徴があり、双方の短所を補い合う理想の組み合わせで強度を保っています。
この様に、金庫は目的に応じ種類がありますので、購入の際にはしっかり調べられることをおすすめします。
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日本銀行旧地下金庫見学 日本銀行
紙幣を発行し「政府の銀行」「銀行の銀行」と呼ばれ、日本国民の生活に欠かせない役割を担っているのが日本銀行。
その日本銀行の金庫を見学して参りました!
現在使用している金庫は見ることができませんが、明治29年から平成16年6月まで108年間使用されていた本館の旧地下金庫は、一般公開されています。
この地下金庫には3つの金庫扉がありますが、なかでも圧倒されるのは、厚さは90センチ、重さは25トン(扉15トン・外わく10トン)昭和7年に金庫拡張に伴い設置された、米国ヨーク社製の扉です。
金庫の扉 金庫室
[写真提供:日本銀行より]
 
更に大きい世界最大の金庫はニューヨーク連邦準備銀行にあります。同銀行の地下20メートルの場所にあるその金庫には、4000億ドルを超える紙幣と「金」が保管されていると言われています。こちらも一度お目にかかってみたいものです。

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