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オリンピック

【オリンピック】

オリンピック

  4年に一度のロンドンオリンピック。どんなドラマと話題が生まれるのでしょうか?
2008年に開催された北京オリンピック競泳ではピード社の水着「レーザーレーサー」の様に、競技用のアイテムにも注目が集まった大会でした。
そこで今回はオリンピックなどで使用されるスポーツ器具についてのお話です。
 
 

■しなる鉄棒

  北京オリンピク男子団体が銀メダルを獲得した体操競技。
その種目の中で総合種目の最終競技とされ、注目を集めることが多い鉄棒種目があります。
  鉄棒

競技中の鉄棒はずいぶんしなっている様に見えますね。
学校や公園で子供が遊んでいる鉄棒はそんなことなさそうですが・・・

体操競技用の鉄棒は専用の特殊鋼で作られていて、独特の弾性に焼入れされています。

中にはワイヤーが入っていて、離れ技ではこの「しなり」を上手く利用して演技するのも重要だそうです。

 
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■硬いの?それとも柔らかいの?

 

北京では太田選手が銀メダルを獲得し、一躍話題になったフェンシングですが、その剣はどのような材質なのでしょうか。試合を見るとかなり曲がって柔いように見えますが・・・

その剣が作られている代表的な材質は「マルエージング鋼」という特殊鋼です。

 

マルエージング鋼はニッケルを18%~25%含んでいて、航空・宇宙分野の構造材として開発された特殊鋼です。
そのためかなり高価で、一般の競技用ではブレード(剣の部分)だけで一本2万円近くするそうです。
かなり弾力性があるので耐久性がある様に見えますが、大学部活動の選手で半年に1本程度折ってしまうそうです。

フェンシング

  日本では製造していないらしく、ヨーロッパを中心に輸入されています。
 
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■世界トップの職人技!

  陸上の投てき種目には、やり投、ハンマー投、円盤投、砲丸投の4種類があります。
日本ではハンマー投の室伏選手が世界トップアスリートとして有名ですが、
競技用品でも世界トップメーカーが日本にあるのをご存知でしょうか?
  砲丸投げ

砲丸投用の砲丸を製造されている埼玉県富士見市の(有)辻谷工業さんです。
辻谷工業さんれ作られた砲丸が、なんとアトランタ、シドニー、アテネとオリンピック3大会連続で金・銀・銅を独占しました。

(北京では提供を取り止められています)

 

砲丸作りは鋳物(FC200)を旋盤加工で仕上げていきますが、鋳物は密度のバラつきがあるため、ただ削っただけでは砲丸の重心が、センターからずれてしまいます。
この重心がよりセンターにあるほうが記録が伸びやすいと言われています。

外国のメーカーは数値制御のNC機械で加工しているのに対し、辻谷工業さんでは汎用旋盤で加工しており、切削時に伝わる手の感触、音の高低、表面の光沢などを感知し造りだす職人技で世界のトップの砲丸を提供されています。

砲丸投ではいわゆるマイボールはなく、競技会で用意されて複数社製の砲丸を選手が選択します。
世界のトップ選手全員がその中で辻谷工業さんの砲丸を選んだのです。

オリンピック選手レベルでは砲丸の選択によって、記録が1~2メートルも違ってくる可能性があるというので驚きです。


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