キングパーツ
車掌の金具脱蝋(きんぐだつろう)です
 暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私、金属の雑学や小ネタを乗せて走る電車「話金(はなきん)エクスプレス」の車掌を務めております、金具脱蝋(きんぐだつろう)と申します。以降お見知りおきを。
間もなく、当列車は次の目的地、「コイン投入口」に向けて出発しま~す。お見送りの方は白線の後ろまでお下がりください。
コイン投入口
人の入り口
Man Hole
夢の入り口
Dream Gate
[第一車両]
投入口の種類を調査してみた

コイン投入口を調査してみた所、「縦向き」、「横向き」の2種類を発見。
それぞれ異なる特徴を持っていた。

縦向き・・・駅の券売機
横向き・・・飲料などの自動販売機
[第二車両]
求められる機能が違う!?
縦向き・・・・コインの反応が早く、素早い対応に適している。
駅の券売機は、混雑を防ぐ為、並んでいる人の回転率をよくする事が重要。
だから硬貨は縦の方が転がりやすく、識別機に入るスピードも速いので切符が素早く発券できる。
横向き・・・・内部スペースが必要なものに適している。
飲料水の自動販売機は、品切れ商品を出さない為に商品スペースを確保することが重要。投入口を横向きにすることで、硬貨識別装置を薄型化・小型化する事ができ、内部スペースを節約する事が可能。
[第三車両]
懐かしの自販機紹介
日本最古の自動販売機
1904年 俵屋高七によって切手ハガキ自販機が製作された。上段が切手・ハガキの販売機で下段がポストという構造だった模様。
そば・うどんの自動販売機
こちらはまだ現役で活躍中。近くのうどん屋さんや持ち主さんが麺を入れに来るので、場所によって味が違うという楽しみがある♪
具は小エビ天ぷらが多いようです。
が、当たり!と称してお弁当サイズのエビ天があったりと工夫されているオーナーさんもいます。
-日本自動販売機工業会「自販機の歩み」より-
今回のお話の旅はいかがでしたでしょうか?
それでは皆様の次回御乗車を楽しみにしておりま~す♪♪

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