キングパーツ株式会社

ロストワックスとは?

ロストワックスとは、ロウ(WAX)を使用した精密鋳造品です。多種多様な金属材料に対応し複雑・精密な部品を安価に製造できるという特徴をもった製法です。

またロストワックスは「鋳造品」でありながら、強度部品、高精度部品にも十分対応できるため、幅広い業界や用途で使用されています。

『ロストワックスの特徴5選』

  • 金型が安価で寿命は半永久的、設計変更時の金型修正が可能、抜き勾配は不要
  • 複雑形状、三次元形状が得意、複数部品の一体化、アンダーカット形状も可能
  • 鉄系、ステンレス、アルミ、銅などあらゆる金属材料に対応可能、難削材も得意
  • 5個~の少量生産、数十個~数百個の中量生産が得意、それ以上の幅広い数量にも対応
  • 一般的な鋳物に比べ寸法精度が高く、鋳肌が綺麗、金属組織が緻密、高精度・美観・高強度部品にも使用

キングパーツのロストワックス

キングパーツは自社にロストワックス専用の金型製作、鋳造、機械加工の部門を持っております。

また国内生産にこだわり、全ての工程を国内で対応しております。

国内生産だから実現できる短納期、高品質、小ロット、スピーディーな対応でお客様の様々なニーズにお応えします。

ご質問、お見積り依頼などございましたら、「お問い合わせ」フォームからお気軽にお問合せください。

ロストワックスはアルミ金型でロウ模型を製作し、その周りにセラミック鋳型を形成し、その鋳型からロウを溶かし出した空洞鋳型に金属を流し込むという、他製法には無い特徴的な製造プロセスとなります。

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ロストワックスはあらゆる金属材料に対応しており、鉄・ステンレスからアルミ・銅合金などの非鉄金属まで対応しております。圧延材に近い強度を持っており、同等の各種熱処理や表面処理にも対応できます。

材質の詳細はこちら

ロストワックス品は表面鋳肌がきめ細やかで、寸法精度も高く仕上がります。高精度で仕上がるため、機械加工しろを一般的には0.5mm程度と極力減らすことができるため、コストダウンにつながります。

精度の詳細はこちら

最少サイズ5mm程度、最大サイズ750×500×400mm、最少肉厚0.8mm。
ロストワックスは精密小物部品から大きな薄肉ケース部品まで多種多様の形状に対応できます。

大きさ・肉厚の詳細はこちら

ロストワックスは他の製法では製作困難な、複雑な形状が容易にできる製法です。削り出し品からの加工削減、複数組立部品の一体化等、様々なコストダウンを提案させて頂きます。

コストダウンの詳細はこちら

キングパーツのロストワックス品は、医療機器、半導体関連機械、一般産業機械、計測機器、工作機械、食品機械、航空機、防衛装備品など幅広い業界に使用されています。

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